なんの脈絡もない3冊。
二人の著者は既に鬼籍のヒト。
若かりし頃、お二人の著書に出会って人生の航路を決めてしまった・・・
と言っても過言じゃない。
伊丹十三「小説より奇なり」は「ヨーロッパ退屈日記」と共にめちゃくちゃ面白い本。
確かに人生って小説より奇ですよね。この年まで生きるとツラズラそう思います。
(ところで、特に毛で悩んでる諸士にはバイブル本でもあります。)
ヒトを喰った話を書かせたら超一流の伊丹さんの面目躍如。
著者曰く「僕の興味は人事の滑稽と悲惨にのみ有る」と・・・。
映画監督としても如何なく才能を発揮したマルチプレーヤーの初期の本である。
安西水〇本はなにおかイワンヤ・・・なのだ。
BURUTUSはこのところ目が離せないでいる。今号は「木の椅子と木工」
椅子好き、建築好きには垂涎の特集。
心地よいBGMと珈琲片手にごゆっくり・・・。